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モチベーションと意図の計り知れないパワーの秘密

意識の高いモチベーションに、体は反応します。

望みを叶える形で働くこともありますが、

逆に、病気、悪い結果、試練、難産、ひどくおそろしい出産など、自分では「望んでいない」と考えている状況を発生させることもあります

例えば、先日テレビを見ていた時に、とあるお笑い芸人の方が、「テレビでは華やかに見えるかもしれないが、プライベートでは孤独でさみしい独身生活を送っている」という話を自虐ぎみに面白おかしく話していました。そして「でも、自分は孤独だからこそ面白いことが言えるんだと思う。プライベートが満たされてしまったら、自分は面白くなくなってしまう」と話を締めくくりました。

「面白い話ができる」ことと「プライベートが充実している」ことは、本来何の関係もありませんよね。ですが、潜在意識の中で勝手に「根拠のない出来事」を結びつけてしまい、信念を形成してしまうことがあるのです。

このように、「大抵の人にとって望ましくないと思えるような状況だが、自分にとって利益があるように思えること」を「二次的な利益」と呼びます。

先ほどのお笑い芸人さんの例で言うと、「さみしさ(=面白い自分でいられる)」ということが「二次的な利益」になっています。

この働きに気づき、「自分は充実したプライベートを過ごせば過ごすほど、さらに面白い芸人になれる!」と望むことができれば、この方は充実した仕事と充実したプライベートの両方を手に入れることができるでしょう。

「二次的な利益」の話を出産にあてはめると、

「辛い出産」を経験することによって、「こんなに辛い出産に耐えたのだから、自分に世話を焼いてもらったり、自分を尊重してもらったり、丁重に扱ってもらいたい」という「二次的な利益」を得たいという深層心理が働いている可能性があります。

二次的な利益についての話は、過去に辛い出産を経験された方を責めるための話ではありません。

これから出産する自分自身が、「二次的な利益を持っていないか」をチェックしておくことが重要なのです。

なぜなら、「二次的な利益」を持ってしまっている場合、自分にとって「辛い出産」が現実になってしまう可能性があるからです。

もし、自分の中に「二次的な利益がある」と気づいた場合は、「自分は、当然、最上級の扱いを受ける」という「健全な自己肯定感」を潜在意識にプログラミングしましょう。

アファメーションを活用し「二次的な利益がなくても、自分は世話を焼いてもらったり、尊重してもらったり、丁重に扱ってもらえる」と潜在意識に伝えたり、イメージトレーニングの中で「丁重に扱われている自分」を想像し、体験することで、二次的な利益を手放していきましょう。

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