なぜ、こんなに「出産は痛い」というイメージが世間に溢れているのか、考えてみましょう。
・「分娩=痛み」という概念は、世界共通のネガティブな暗示
・西洋においては、出産は「苦しむべき原罪」
・テレビドラマや映画に出てくるオソロシイ出産シーンの印象
・友人、母親や親せきから聞かされた困難な出産による記憶
・書籍や出産準備教室などで、合併症などの特殊なケースを習うことによって
痛みの概念を強化
・(二人目以降の出産の場合は)前回の出産におけるネガティブな記憶
・医師や看護師は一番「危険な出産」に立ち会いやすい存在なので、
医師や看護師が「出産は危険で痛いもの」という信念を持っていると
「出産の危険性」を出産準備教室などで伝えるケースもある。
・ハイテク機械がそろう分娩環境は、出産が危険だというメッセージを
無意識レベルで伝えてしまう。
・出産関連の用語(陣痛、破水など)は言葉の響きからネガティブな印象を受け取ってしまう
・医療関係者と信頼関係が築けていなかったり、ネガティブで独断的な発言をしてくる
などなど。「痛く辛い出産」を創り出してしまう原因はたくさん考えられます。
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