「お産が長引いたり、ひどく痛んだりする場合、
肉体的な原因によるケースは半分くらいで、
後の半分のケースは精神的なことが原因です。
何か異常が起こるときも、体ではなく心が原因を作る例も少なくありません。」
By カール・ジョーンズ(米国バース・エデュケーター)
「出産が大変だった、辛かった」と話す女性には、共通点があります。
それは・・・
そもそも、出産は辛いものだと思っていたり
潜在意識のレベルで安心できない環境で出産していたり、
パニック状態になってしまい、うまくリラックスできなかった
ということです。
日常生活の中で、出産の体験談として目にするものは、
「出産ってこんなに痛いんだよ、大変なんだよ」という話が多いのではないでしょうか。
友人や親せきが、これから出産する人に面白おかしく
出産の「オソロシイ」話を聞かせたりもしますよね。
そのような話をうっかり聞いてしまうと、
本当に、出産が辛いものだと思い込んでしまいます。
出産が辛いもの、だと思っていると、体が不調和を起こし、
本当に辛い出産が現実化してしまうのです。
具体例を挙げると、「産みの苦しみ」という言葉があるように、
苦しみを乗り越えるからこそ、出産は素晴らしいと思っていると出産は辛くなりますし、
部屋が明るすぎたり、広すぎたり、寒かったり
鉗子や分娩監視装置など医療機械が視界の中に入ってきたり・・・
というように環境が「安心できない」ものであると、
無意識に緊張してしまい、リラックスできないので
辛い出産になってしまいやすいです。
また、家族に対して不満があり、出産に対して前向きな気持を持てない場合や
医師・看護師など、自分の出産に関係する人を信頼できない場合、
両親から、辛い出産の体験を聞かされて育ち、出産に対してトラウマがある場合なども無意識のうちに出産を「嫌だ」と思ってしまうので、結果として辛い出産になりやすいです。
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